厚生労働省は21日、全国に約5千ある定点医療機関から報告された10~16日のインフルエンザの新規感染者数が1万2964人で、定点あたり2.63人だったと発表した。前週(3.78人)の0.70倍で、5週連続で減少した。
都道府県別では沖縄が11.55人で最多。次いで新潟6.97人、岩手6.10人だった。44都道府県で前週から減少した。
約500ある基幹定点医療機関の入院患者数は299人で、前週から77人減少。集中治療室(ICU)の入院者数は17人で、前週から5人増えた。学級閉鎖は前週から200件減って246件だった。
また、厚労省によると、定点医療機関から報告された10~16日の新型コロナウイルスの新規感染者数は2万5413人で、定点あたり5.15人。前週(5.82人)の0.88倍だった。
都道府県別の最多は佐賀の7.79人で、茨城7.76人、鳥取7.48人と続く。入院患者数は2071人で、前週から150人減少した。ICUに入った患者は82人で、前週から11人増えた。
■定点あたりの新型コロナウイ…